事前準備の概要

電子入札システムと資格申請システムを利用するには,利用者それぞれが事前準備を進めていただく必要があります。

なお,この事前準備は,特に記載がある事項のほかは,両システムで共通です。

また,事前準備を一回行った利用者が,新たに取得したICカードは,5の利用者登録を行えば使用できます。


※資格申請システムのみを利用する場合(ID・パスワード方式)
 利用者については,ICカードがなくとも,ID(商号又は名称)とパスワード(利用者 登録番号)により利用することができます(ID・パスワード方式)。
 利用者登録番号を持っていない場合は,利用開始申請を行ってください。
 ICカード及びカードリーダーは不要ですが,ブラウザの設定は必要です。

ID・パスワード方式で資格申請システムが利用できるようになるのは,令和2年11月2日(令和3・4年度入札参加資格に係る電子申請受付開始予定日)からです。

電子入札等システム利用開始申請書の受付は随時行っています。

(〒730-8511 広島市中区基町10-52 広島県建設産業課に郵送により提出してください。)

1.利用開始申請

システムの利用を開始するには,共同利用システムを運営する広島県電子自治体推進協議会の代表運営団体(広島県建設産業課)に対して,確認書類(商業登記簿謄本)を添付し,登録予定のICカードの名義人等を明記して,利用開始申請を行います。

→ 利用開始申請書(WORD形式)(23KB),利用開始申請記入例(PDF形式)(101KB)

なお,本システムで利用できるICカードの名義人は,代表権がある役員の方5名までです。

代表権がない支店長等の名義のカードは使用しないでください。

2.申請者への利用者登録番号の通知

電子入札運営部会代表運営団体は,1の申請に基いて利用者登録番号(10桁)を決定し,各申請者に郵送します。

なお,この登録番号は,ICカードを登録するとき及び ID・パスワード方式で資格申請システムを利用するときに使用します。自己の責任において厳重に管理してください。

3.ICカード及び端末の準備

利用者は,利用開始申請書に記載した名義人のICカード(電子入札コアシステムに対応したものに限ります)とカードリーダーを,民間認証局から入手してください。(商業登記認証局のICカードは使用不可)

また,端末に使用するパソコン(必要諸元)を準備してください。

なお,既にお持ちのICカード及び端末で,使用可能なものがあれば,それをお使いいただくことができます。

4.端末の環境設定

(1)カードリーダーのドライバーをインストール

準備した端末に,ICカードの説明書に従って,カードリーダーのドライバをインストールしてください。

(2)クライアント環境設定

広島県電子入札等システムをご利用いただくためには,信頼済みサイトの登録およびポップアップブロックを解除するなどのブラウザの設定が必要です。

設定方法については,「クライアント環境設定」をご確認ください。

(3)端末の動作確認

システムにログインして,システムの起動画面を表示させてください。

環境設定に問題がなければ,画面上部の中央(青い部分)に時刻が表示されます。

表示されない場合は,端末の設定に不備があります。

5.利用者登録

システムを起動し,利用者登録メニューから,2の利用者登録番号を使って,準備したICカードを一枚ずつシステムに登録してください。

登録は,相手方自治体ごとに行うのが基本ですが,このシステムでは,複数自治体を選択して一括登録ができ,登録後は,入札と資格申請の両方で使用できます。ただし,その時点で入札参加資格がない自治体には登録できません。

なお,共同利用に新たに参加する自治体があった場合,その自治体の入札参加資格を有する利用者は,既に登録済のカードを,改めて新規参加自治体に追加登録する必要があります。

システムへの登録方法については,利用者登録操作マニュアル「利用者登録」をご確認ください。

また,2の利用者登録番号の通知が届いているにも関わらず,利用者登録でエラーとなる場合は,「ヘルプデスク」にご連絡ください。