電子くじのしくみ

電子入札での開札の結果,落札となるべき同価の入札をしたものが2人以上あるときは,直ちに「電子くじ」によるくじ引きを行って落札者を決定又は落札候補者を選定します。

電子くじでは,次のような手順で落札者を決定又は落札候補者を選定します。

同価格での入札者が3人の場合の計算

(1)電子入札者が入札書提出時に任意の3桁のくじ番号の入力を行う。
 書面入札者は入札書に任意の3桁のくじ番号を記載する。
 ただし,くじ番号の記載のない場合は,「001」と記載されたものとする。

(2)入札書の到達時刻を基に,1970年1月1日 0時0分0秒 GMT からのトータル秒数を求め,下三桁の数字を取り出す。
 ※書面入札者の場合は,開札日時を使用。

(3)開札時に,電子くじ対象業者を選択し,それぞれ入札書が到達した順に,0,1,2と番号を割り当てる。
 ※1 入札書到達時刻が同時(秒数の少数未満は切捨て)の場合は,システム企業IDの順番で採番する。
 ※2 書面入札者でシステム企業IDを確認したい方は土木局技術企画課へ電子メールにより照会していただければ回答します。

(4)くじ番号と項番(2)の数字を電子くじ対象業者分足し合わせ,電子くじ対象業者数で割り,余りを求める。

(5)項番(3)と項番(4)の番号が一致した業者が落札者又は落札候補者となる。

(6)事後審査型一般競争入札において落札候補者が落札者とならなかった場合は,その業者を除き,再度,同様の計算式で落札候補者を決定する。


入札参加業者A社(電子)B社(電子)C社(書面)
くじ番号418210861
入札書到達時刻
(紙業者は一括開札日時)
2006/6/7 15:25:302006/6/8 11:30:102006/6/9 13:40:20
1970年1月1日0時0分0秒
GMTからのトータル秒数
114966153011497338101149828020
くじ番号+トータル秒数(下3桁)94820881
到達の順番012
合計/業者数1849/3
余り1
落札(候補)業者B社 (到達の順番=余り)

※1970年1月1日 0時0分0秒 GMT からのトータル秒数を求める際は、サン・マイクロシステムズ社がJava 2 Platform SE v1.4.2にて提供する時間計算関数〔java.util.DateクラスのgetTime()〕の利用を行う。(うるう秒は考慮されません。)